福岡市天神・ソラリアステージ M2F|時計専門店時計の販売と修理・創業 1930 年

ホーム › お客様の声

家族から受け継ぐ時計

お客様の声 · 更新
家族から受け継ぐ時計

家族から受け継いだ時計を持ち込まれる方は、少なくありません。多くの場合、まず動作するかどうかの確認から始まります。

受け継いだ時計は、使うかどうかより、どう扱うかのほうが難しい、という声が寄せられます。思い入れがあるぶん、判断に迷うのだと思います。

この記事では、そうした声を個人が特定できない形でまとめました。ここに挙げるのは一例であり、感じ方には個人差があります。

持ち込まれるきっかけ

きっかけは、遺品の整理、実家の片付け、あるいは親から手渡された、といった場面が多いです。

長く止まったまま保管されていた、というケースが一般的です。動くかどうかも分からない状態で持ち込まれます。

まず、状態を確認するところから始めることになります。

まず確かめること

受け継いだ時計では、動作の有無、外観の状態、そして部品の供給の見込みを確認します。

古い時計ほど、部品が手に入らないことがあります。動かせるかどうかの判断は、丁寧に行う必要があります。

この見立ての結果が、その後の選択を左右します。

使うか、保管するか

受け継いだ時計の扱いには、いくつかの道があります。修理して使う、そのまま保管する、展示する、という選択です。

使う場合でも、日常で着けるか、特別な日だけかで、必要な整備の程度が変わります。

どの道を選ぶにせよ、状態を知ったうえで決めることが、後悔を減らします。

選べる道を整理する

  • 修理して、日常使いの一本にする。
  • 動作の確認だけ行い、保管する。
  • 外観を整えて、記念として残す。
  • 現状のまま、手をつけずに持つ。

これらに優劣はありません。どれも、時計を大切に扱う形です。

大切なのは、選んだ理由を自分で説明できることだと、多くの方が話されます。

判断の材料になること

受け継いだ時計をどうするか決めるとき、材料になる情報があります。

知りたいこと確認する内容判断への影響
動作動くかどうか修理の必要性
状態傷みの程度費用の見込み
部品供給の見込み修理の可否
来歴使われていた時期思い入れの整理

来歴については、ご家族に聞ける範囲で構いません。分からないことも、珍しくありません。

思い入れとの向き合い方

受け継いだ時計には、物としての価値とは別に、思い入れが伴います。この部分は、金額では測れません。

ある方は、動かなくても手元に置いておきたい、と話されました。またある方は、使えるようにしてこそ意味がある、と話されました。

どちらの気持ちも、自然なものです。正解はありません。

これから持ち込む方へ

受け継いだ時計は、まず状態を確認するところから始めてください。動くかどうか、何が必要か。

その結果を見てから、どうするかを決めれば十分です。急いで結論を出す必要はありません。

当店では、状態の説明と、選べる道の提示までを行います。決めるのは、時計を託された方です。

受け継ぐことは、物を保つことだけでなく、記憶を手元に置くことでもあります。その重みは、人によって異なります。

状態の確認だけでも承ります。判断に迷っている段階で、お気軽にご相談ください。

受け継ぐという選択

親から、祖父母から受け継いだ時計を持ち込まれる方は、少なくありません。多くの場合、まず動作の確認から始まります。

古い時計は、部品の供給が限られることがあります。動かせるかどうかの判断を、まず丁寧に行います。

受け継いだ時計は、使うかどうかより、どう扱うかのほうが難しい、という声もあります。保管するだけでも、意味はあります。

修理して使う、そのまま保管する、展示する。どの選択も、持ち主のものです。

当店は、状態を説明し、選べる道を並べる役割を担います。決めるのは、時計を託された方です。

受け継ぐことは、物を保つことだけでなく、記憶を手元に置くことでもあります。

相談に来るきっかけ

来店のきっかけは、実にさまざまです。止まった、狂った、贈り物を探している、といった具体的な理由が多いものです。

なかには、特に用はないが気になっていた、という方もいます。そうした相談こそ、丁寧に受けたいと考えています。

最初の一歩を踏み出しにくい、という声も聞きます。分からないことを聞くのは、恥ずかしいことではありません。

当店では、専門用語を並べず、日常の言葉で説明するようにしています。分からないまま進めることは避けます。

一度来ていただければ、次からの相談はぐっと気楽になります。顔を覚えていただける関係が理想です。

相談は、買うためだけのものではありません。知るため、確かめるための場でもあります。

感じ方に個人差があること

同じ時計でも、印象は人によって異なります。重いと感じる方もいれば、安定すると感じる方もいます。

精度についても、数秒のずれを気にする方と、まったく気にしない方がいます。どちらも自然な感覚です。

修理の仕上がりに求めるものも、人によって違います。見た目を優先するか、動作を優先するかは、価値観の問題です。

そのため当店では、一般的な正解を示すより、その方の基準をうかがうことを重視しています。

経験談は参考になりますが、そのまま自分に当てはまるとは限りません。判断材料のひとつとして扱ってください。

時計の感じ方に、絶対の正解はありません。自分がどう感じるかが、最終的な基準になります。

道具としての愛着

毎日使うものには、自然と愛着がわきます。時計は、その代表のような道具です。

時刻を見るという機能を超えて、身につけていること自体に意味を感じる、という声があります。

愛着は、高価さから生まれるとは限りません。使い込んだ手触りや、慣れた重さから生まれることも多いです。

だからこそ、手入れをして長く使いたい、という気持ちが育ちます。

当店は、その気持ちに応えるための情報を提供したいと考えています。過度な装飾は必要ありません。

道具としての愛着は、日々の小さな習慣が支えています。

修理をためらう方へ

修理をためらう理由は、費用、期間、そして直るかどうかの不安です。どれも当然の心配です。

まず状態を見て、何が起きているかを知るだけでも、ためらいは減ります。相談に費用はかかりません。

見積もりを聞いてから、進めるかどうかを決められます。その場で決める必要はありません。

修理しない場合でも、今後の注意点はお伝えできます。知っておくだけで、扱い方が変わります。

古い時計では、直せないこともあります。その場合も、理由を明確にお伝えします。

不安は、情報で減らせます。まずは状況を知るところから始めてください。

時計を手放すとき

時計を手放す判断は、人によって異なります。使わなくなった、好みが変わった、生活が変わった。理由はそれぞれです。

下取りや譲渡を考えるときも、まず状態を確認することから始まります。

付属品がそろっていると、引き継ぎがスムーズです。箱や説明書は、捨てずに保管しておく価値があります。

手放したあとに後悔する方もいれば、すっきりしたという方もいます。どちらの声も聞きます。

当店では、手放すことを勧めることも、引き留めることもありません。状況を整理するお手伝いをします。

時計は、持ち続けることだけが正解ではありません。次の持ち主へ渡ることも、ひとつの選択です。

選ぶ時間そのものについて

一本を選ぶまでには、迷う時間があります。その時間は、無駄ではなく、自分の基準を確かめる時間です。

多くの方が、最初の候補と最後に選んだ一本が違う、と話されます。手に取るうちに、優先順位が変わるためです。

迷ったときは、なぜ迷っているのかを言葉にしてみます。理由が見えると、判断が進みます。

当店では、決めるまで何度来ていただいても構いません。急かすような案内はしていません。

選んだ理由を後から振り返ると、その時計との付き合い方も見えてきます。

選ぶ過程は、その後の愛着にもつながります。時間をかけた分だけ、思い入れが深まります。

修理を待つ時間について

修理は、預けてから仕上がるまでに時間がかかります。その間、時計がない生活が続きます。

慣れていた道具が手元にないと、あらためてその存在の大きさに気づく、という声をよく聞きます。

期間の見込みを先に知っておくと、待つ間の心づもりができます。当店では、目安をその都度お伝えします。

途中で判断が必要になったときは、必ず連絡します。待っている側の不安を減らしたいためです。

戻ってきた時計を手にしたときの印象は、人によってさまざまです。静けさが戻った、という表現をされる方もいます。

修理は、時計を元に戻すだけでなく、持ち主との時間を続ける作業でもあります。

贈られた側の気持ち

時計を贈られた方は、まず何より、選んだ相手の時間を思います。その時間が、時計そのものの価値になります。

一方で、高価すぎる贈り物は、かえって気を使わせることもあります。相手との関係によって受け止め方が変わります。

日常で使える時計は、贈り物として実用的です。使うたびに、贈った相手を思い出すきっかけになります。

サイズや好みが合わないと、結局使われない、ということも起こります。事前の確認が大切です。

贈る側、贈られる側の双方が、無理のない範囲であることが、長く続く条件になります。

時計は、記念日を形にする道具です。その役割を、当店は大切に考えています。

ご案内。 掲載している写真は内容を伝えるための作例です。実際の在庫や時計の状態は一本ごとに異なりますので、個別のご相談は店頭またはお問い合わせにて承ります。

あわせて読みたい

お客様の声

初めての一本を選んだお客様の声

迷いながら一本を決めるまでの、あるお客様の経験です。

お客様の声

修理で時計がよみがえった話

長く止まっていた時計を預けたお客様の声をご紹介します。

お客様の声

贈り物としての時計

記念日の一本を贈った側、贈られた側の声をまとめました。